「2学期始業式あいさつ」(9月号)


 二学期が始まりました。夏休み中、大きな事故がなく、全員が無事に二学期を迎えられたことに、先ず感謝したいと思います。
 一学期の終業式のとき、「夏休みの42日間という時間は、毎日毎日を有効に使えば、自分自身にプラスになる大きなプレゼントを与えてくれる」という意味の話をしました。
 皆さん一人ひとりは、充実した夏休みでしたか。学校全体としては、三年生の部活動での頑張りを、二年生中心の新チームが引継ぎ、先程表彰があったような素晴らしい結果を残しました。また、施設の面で、古くなっていたコンピュータが最新のものになって、使いやすくなりました。
 さて、夏休みに九州校長会で聞いた心に残った話をします。
 サガン鳥栖というサッカーチームを知っていますか。J2のチームですが、そこの松本育夫監督の話です。松本監督は、大学時代から9年間日本代表となり、オリンピックやアジア大会では銅メダルを獲得しました。
 そして、引退後、ジュニア日本代表の監督になります。42歳の時にガス爆発事故にあって、体の40%に火傷、両手両足複雑骨折。左手は親指以外なくなります。普通なら、死んでしまうか、大きな後遺症が残ります。松本監督はこう言いました。生死の境を彷徨っているときに、ジュニアの教え子たちがオリンピックやワールドカップで活躍する姿を見ないうちは絶対に死ねないと思い続けたそうです。サッカーという生甲斐があるから、瀕死の重症でも死ななかったし、その後のきついリハビリにも耐えることが出来きた。「生甲斐や目標」を持つことは、苦しい時に、頑張るエネルギーになることを実感した体験を話してくれました。
 221名の生徒と22名の先生、一人ひとりが、各学級が、各学年が、各部活動が目標を持ち、毎日努力して行くことができたら、もっと素晴らしい生徒や先生、そして北中学校になると思います。
 松本監督は、最後に好きな言葉として「愚か者、弱き者は、運を信じ(て、努力せず)、賢き者、強き者は結果を信じ(て、努力する。)」と述べられました。

 二学期は一番長い学期です。一人ひとりが目標を立てて、その実現のために毎日の努力をして下さい。また、七月に誕生した前期生徒会の毎日の活動も本格的になります。ユニティ・団結の目標実現のために執行部をリーダーに全員で力を合わせましょう。そうすれば、体育大会、文化祭の二大行事も成功するはずです。
 12月22日の終業式で、個人も、学級・学年も、部活動も、そして学校全体が充実した二学期だったと言えるように、私も頑張るので、全員で力を合わせて頑張りましょう。

   2005年 9月 1日
臼杵市立北中学校
校長

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