「学校評価を活かそう」 (3月号)


 学校が一年間の成果と課題を整理し、次年度へ向けて新たな体制づくりをする年度末を迎えました。
 職員会議での項目別反省とは別に今年度は、教職員の自己評価と生徒・保護者による外部評価を実施しました。興味深い数値や有意義な意見が出されました。

 一つは、教職員による校長の経営姿勢評価です。ほとんど高い評価でしたが、一つだけ「教職員の短所の矯正、長所の伸張などの指導が適切である。」だけが低い評価でした。そういえば、全体に対する服務の指導に力を入れた割には教職員の個に応じた指導が抜かっていたかなあと反省しています。というより、もっと指導を受けたがっている他力本願の姿勢に危惧を覚えると同時に、来年度は学期一回、教職員個人面談でもしようかと意欲が湧いてきました。

 今一つは、数値による評価とは別に生徒・保護者に問いかけた「もっと生徒がやる気になる授業にするには?」に対する実に多様な回答・意見です。
 教師に対する要望がほとんどです。「○○していただけるとよいのですが」の遠慮型と「一言言わせて下さい」の単刀直入型の二タイプに大別されます。いずれも指摘の中身は、教職員(学校)が心して謙虚に受けとめなければならないものばかりで、とても有り難い内容です。中で、「保護者に問うことも大切だと思いますが、先生方が創意工夫し、やる気になる授業を行って下さい。」と「ここに書かれている内容を評価できるほど、学校の中身を知りません。年数回のPTAでは判断できません。」の意見はまさにそのとおりで、教師に寄せられる保護者の期待と真剣な思いに、私たち教職員は責任を持って応えなければなりません。

 ともすると年度末、「教師が何をしてきたか」より「生徒の姿」中心の反省に終始しがちになります。学校の中だけでなく外部(保護者)の評価は、強いインパクトがあります。保護者の皆さんには評価アンケートに真剣に答えて頂いて有難うございました。この声を生かすも殺すも教職員の姿勢一つです。
 それにしても、評価のできる学校情報のきめ細かな提供と結果の公開、さらには、保護者は完全に外部評価者とは言い切れない面もあるので、文字通りの外部の方々による評価のあり方の研究など課題も見えてきました。

 終わりに、今年度、市P連研究大会発表や駅伝九州・全国大会出場などで保護者の皆さんには大きな援助をいただきました。卒業生も第一志望校全員合格の吉報で今年度を締めくくることができました。学校評議員の方々にも貴重な提言をいただきました。一年間、本当に有難うございました。心からお礼申し上げます。

 「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」(虚子)の心境です。

   2004年 3月17日
臼杵市立北中学校
校長

学校教育方針  PTA総会校長あいさつ要旨  卒業式式辞

校長室バックナンバー
4月号 5月号 6月号 7月号 8月号 9月号 10月号 11月号 12月号 1月号 2月号 3月号
 


戻る

Copyright(C)2003 臼杵市立北中学校